地方創生カレッジ 様(2025年度)
- 動画・eラーニング講座制作
地方創生カレッジ向けeラーニング講座を受託いたしました。本講座のテーマは、「アンコンシャス・バイアス」です。
地方創生カレッジは、地方創生の本格的な事業展開に必要な人材を育成・確保するため、実践的な知識をeラーニング講座で提供するプラットフォームです。内閣府の「地方創生人材プラン」に基づき、運営されています。
本講座では、「なぜその取り組みを始めたのか」「現場ではどんな葛藤があったのか」など、アンコンシャス・バイアスの解消に向き合う当事者の声を通じて、実践のプロセスを学ぶことができます。どなたでも無料で受講できますので、ぜひご受講ください。
アンコンシャス・バイアスがテーマに取り上げられた背景・目的
若い世代においては、「共働き・共育て」といった価値観が着実に浸透しつつある一方で、地域社会の一部には依然として「男は仕事、女は家庭」といった固定的な性別役割分担意識に基づくアンコンシャス・バイアスが根強く残っています。その結果、「若年層における意識の変化」と「職場を含む地域社会における従来の価値観」との間にギャップが生じ、それが若者や女性の地方からの流出要因の一つとなっていると指摘されています。
政府が掲げる「地方創生2.0」においても、若者や女性が「この地域で働きたい・暮らしたい」と思える社会の実現に向け、魅力ある職場づくりや意識変革の重要性が示されています。
こうした背景のもと、地方創生に必要な人材育成を目的とした「地方創生カレッジ」において、アンコンシャス・バイアスをテーマとしたeラーニング講座の企画・制作をwiwiwが受託しました。
実施内容
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(1)目的
若者や女性が「この地域で働きたい・暮らしたい」と思える社会を実現するためには、地域に根づくアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込みや無意識の偏見)と向き合う必要があります。
本講座では、アンコンシャス・バイアスを地域における課題として捉え、各地域での自治体、教育現場、企業の3つの実践事例を取り上げます。インタビュー映像と有識者の解説を通じて学び、自らの地域や組織でのアンコンシャス・バイアス解消の実践につなげるヒントを得ることを目的とします。- コンセプト・企画のポイント
- 本講座では、アンコンシャス・バイアスという抽象度の高いテーマを、受講者が自らの立場に引き寄せて考えられるよう、「インタビュー事例を中心とした学習設計」を採用しました。
- 地域、教育、職場の3つの視点から
- アンコンシャス・バイアスは、地域社会のさまざまな場面で無意識のうちに影響を及ぼす可能性があります。本講座では、地域社会で重要な役割を担う自治体・企業・教育現場におけるアンコンシャス・バイアスの取り組みについて、3つの地域(鳥取県、兵庫県豊岡市、静岡県富士市)の事例を具体的に紹介することで、抽象的な社会課題を「自分事」として捉え直す構成としています。理論の提示にとどまらず、現場での実践例を通じて「何が行われているのか」「どのような工夫がなされているのか」を具体的に示すことで、受講者が自らの地域や組織での行動を考えるきっかけとなる設計としました。
- 現地・オンライン取材による実践の可視化
- 取材については、現地(一部オンライン)にて実施し、各地域の取り組み内容、推進体制、背景、葛藤などを丁寧に取材しました。現場の具体的な工夫や本音を引き出すことで、実践のプロセスが受講者に伝わる内容となるよう工夫しました。
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(2)プログラム詳細
- コース名
- 事例からまなぶ地域・教育現場・職場で向き合うアンコンシャス・バイアス
- プログラム目次
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- イントロダクション(立教大学名誉教授 萩原 なつ子 氏)
- 第1章(ユニット) 鳥取県 気づきから変わる社会へ - インタビュー先:鳥取県、鳥取大学、鳥取県教育委員会
- 第2章(ユニット) 兵庫県豊岡市 変化の源はトップの本気とデータ - インタビュー先:兵庫県豊岡市、中田工芸株式会社、豊岡市教育委員会
- 第3章(ユニット) 静岡県富士市 一歩ずつ。巻き込みながら、意識を変える - インタビュー先:静岡県富士市、株式会社コーチョー、静岡県富士市・小学校
- まとめ(立教大学名誉教授 萩原 なつ子氏)
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(3)所要時間
3時間 ※講座全体
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(4)wiwiw対応範囲
企画設計、シラバス設計、取材設計および実施、動画構成設計、編集ディレクション、全体進行管理


