法整備から40年──いま企業が求める「次の一手」とは？

『女性活躍推進』に関する法整備・法改正が進んでから、すでに40年。
多くの企業が何らかの施策を講じるのが当たり前の時代となりました。

しかし近年では、こうした土台の上にさらなる前進を求める声が増えています。
実際に、多くの企業様から「次の一手として、より実効性のある女性活躍支援の施策を検討したい」とのお声を頂戴しています。

「内的キャリア」を育む──人的資本経営と女性活躍支援の最前線

いま、企業の持続的な成長において求められるのは、「多様な人材が自律的にキャリアを描き、成長し続ける組織づくり」です。
人的資本経営の中核にあるのが、“地位”や“報酬”といった外的要因ではなく、仕事の意味・やりがい・成長実感といった「内的キャリア」への支援です。

その実現に向けて、以下のような取り組みが進んでいます。

• ●育休・復職後の不安を乗り越える、モチベーション支援
  ●次世代を担う女性社員の活躍を後押しする、リーダーシップ醸成
  ●心理的資本※に基づいた、内発的キャリアデザイン支援

※心理的資本とは：

働く人が仕事に対して「自信」「希望」「楽観性」「回復力」といったポジティブな心の状態を維持し、困難を乗り越える力のことを指します。

これらのアプローチは、DEI（ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン）の推進と企業価値向上の両立を実現する鍵となります。

今回のDEI Campusトレーニングセッションのご案内

今回は、「女性活躍」をテーマに据えた特別トレーニングセッションとして、

キャリア支援およびダイバーシティ推進の第一人者である、株式会社マイキャリア・ラボ 代表取締役 森ゆき氏を講師としてお迎えいたします。

森氏は、これまで数多くの企業や自治体において、女性のキャリア形成支援、組織変革、人材開発を実践的にリードされてきた豊富な経験と実績をお持ちです。

本セッションでは、そうした長年の知見をもとに、実際の現場で有効に機能した事例を交えつつ、再現性の高い施策の考え方とその設計手法について、具体的かつ実践的にご講義いただきます。

・はじめに
・人的資本経営におけるキャリア自律とリーダーシップ育成
・自分らしいリーダーシップを育てる内的キャリアと心理的資本
・【実践事例紹介】キャリア開発・リーダー育成につながる支援策
・Q＆A
・まとめ：今後のキャリア開発はどうあるべきか
※グループシェアを交えた参加型セミナーです。
※内容は変更になることがあります。