こんにちは。wiwiwの山岸です。
東京は冷たい風が吹き、街にはファーを付けたコート着用の女性が目立ち始めました。
いよいよ季節は冬に突入です。
本日は先日参加致しました表題コンファレンス(※詳しくはこちら)について、簡単にご紹介致します。
こちらは三部構成になっており、
一部は、第一生命保険相互会社 代表取締役であられる森田富治郎様より
「ワーク・ライフ・バランス推進と生産性向上」について、
クリロン化成株式会社 代表取締役社長 栗原清一様より
「中小企業の経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス推進」について
二部は、「第1回 ワーク・ライフ・バランス大賞」表彰式
三部は、ワーク・ライフ・バランス大賞受賞者の事例紹介 でした。
お話を聞いて感じたのは、企業経営者や担当者の、ワーク・ライフ・バランスに対する意気込みが、
非常に強いということ。
逆を返せば、やはり経営案や施策といった実行権限を持った方が、
推進に向けて、意欲的に働かないと、ワーク・ライフ・バランスの実行には、なかなかたどり着かないということ。
特に、三部の受賞者の方々の事例紹介は興味深く、男性の育児参加を促進するポスターを作製し、
社内に貼り、取得に対する社内の雰囲気作りからはじめられたといったことや、
また、ある企業は、社長と若手社員との交流会を積極的に実施し、幹部や社長クラスには届きにくい、
若手社員の「生の声」を拾い上げ、会社の制度改正に積極的に活かしていらっしゃいました。
これからは、育児だけではなく、仕事と家庭の両立が、確実に企業に求める課題となるでしょう。
そうなった場合に、トップの方には、第2回、3回のワーク・ライフ・バランス大賞をぜひ目指して頂き、
施策の実施に努めて頂きたいと思います。
また、今回のコンファレンスは、日頃育児というキーワードに着目しがちな私にとって、
仕事と家庭の両立という全体的なバランスがあってこそ、育児も成り立つということに改めて気づかせてくれる、非常に勉強になる内容でした。
このようなコンファレンスが次々と続き、
ワーク・ライフ・バランス実現に向けた促進剤になることを願ってやみません。