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【介護アドバイザーコラム】介護予防は食べものから


こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。

 

いもくりなんきん

これ何のことか知っていますか。

江戸時代からの故事・ことわざで、女性が好む食べものの代表だそうです。

実は私も大好きで、つい買ってしまいます。

 

というのは、近所の八百屋さんの店先で石焼き芋を売っているし、
焼き栗のおいしいお店が駅の構内にあるし、
むき栗やピーナッツが入ったおつまみがコンビニやスーパーに並んでいて、
私の食欲を刺激するからです。

 

また、コンビニスイーツも充実してきました。

 

ところで、あんみつやお汁粉を出してくれるお店を甘味処といいますが、
“スイーツ”と“甘味”って同じ意味なのにニュアンスがずいぶん違いますね。

 

 

さて、本題です。

 

今の日本は、食べたいもの、好きなものを、
お金を出せば簡単に手に入れることができるようになっています。

 

それも一年中、いつでも・・・

 

これが、アレルギーやメタボリック症候群の発症と深く関わっているのだそうです。

アルツハイマー病を「脳の糖尿病」だという医師もいますので、
Ⅱ型糖尿病はまさに万病の元です。

 

甘くて、柔らかくて、濃厚で、ジューシーで、とろけるようで・・・

これらは食べ歩き番組のレポーターが、よく使う言葉です。

 

こういうものを毎日食べ続けていると、歯が弱くなって、

胃腸が虚弱になって、便秘になって、
そして、立派なメタボ体型になるでしょう。

 

もし体重が10キロ増えたとしたら、
10キロのお米の袋をいつも抱えているのと同じですから、
ひざや腰は悲鳴を上げるでしょうね。

心臓も大変です。

 

運動をしなくなると骨や筋力が落ちて、

骨粗しょう症になって寝たきりへの道を進むことになります。

 

もちろん、メタボから脳血管障害を発症すれば、これもまた寝たきりへの道まっしぐらです。

これらの出発点は食べものです。

私は子どもの食物アレルギーで苦労した経験があります。

その時に主治医は「クリスマスと誕生日だけケーキが食べられた頃には
こんなにアレルギーの子はいなかったのになあ」と言いました。

 

甘くて柔らかくておいしいものはたまに食べるからいいのです。

 

いつもは、歯ごたえがあるもの、
その季節に採れる地場の野菜、
良質のたんぱく質と健康に良い油を食べることが大事だと思います。

 

そして、少し手間のかかる料理を作ることがボケ予防にもなります。

毎日の食卓を見直すことは、介護予防の第一歩です。

これは私自身への自戒の言葉にしようと思います。

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つのちゃん

介護家族のご相談をたくさん受けてきて、いろいろ学ばせていただきました。それを皆さんにお返ししたいなと思っています。

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