こんにちは。wiwiwの小林です。
厚生労働省より2006年度の育児休業取得率が発表されました。
・女性 88.5%
・男性 0.57%
前年度と比較して女性は16.2ポイント、男性は0.07ポイントの上昇。
男性は政府目標の10%にはほど遠いですが、女性は政府目標の80%を上回る結果が報告されています。
また、女性の取得率を企業規模別にみると
・大企業(従業員数301名以上) 94.1%
・中小企業(従業員数30人以上~300人以下) 80.2%
企業規模による取得率の差は大きいものの、中小企業でも政府目標の80%の取得率を上回っています。
育児休業法が施行されたのが1992年。
その後、さまざまな改善が施され、2005年には次世代育成支援対策推進法の施行。
そして、今も来年度に向けて育児・介護法の改正案が討議されはじめています。
これらの施策の成果は、過去10年間の育児休業取得率からも目に見える結果となってあらわれています。
10年前の女性の取得率が50%をきっているのには、驚きです。
<女性> <男性>
1996年度 49.1% 0.12%
1999年度 56.4% 0.42%
2002年度 64.0% 0.33%
2004年度 70.6% 0.56%
2005年度 72.3% 0.50%
2006年度 88.5% 0.57%
wiwiwでも、以前と比較し同じ企業様でもwiwiwの利用者数が増加する傾向が、ここ最近見られています。
これは、今まで出産を機に退職を選択していた人たちが出産後も働き続けることを選択し、育児休業を取得する人たちが増えている結果ではないかと考えています。
両立支援の制度が整っていても、社員への浸透や運用の定着が難しいというお声をよく頂戴します。
wiwiwサービスは、整備された制度の活用を促し、仕事と育児を両立しているロールモデルをつくる一助としてもお役立ていただけます。