こんにちは、wiwiwの山岸です。
興味深いデータが発表されました。
以前紹介致しました「働きやすい会社」調査の、総合得点上位企業が株式市場でも株式時価総額(注1)で高い評価をされていることがわかりました。
これは、働きやすい会社の調査結果と株式市場での評価に、相関性があるということを裏付けるものとなります。
特に、ランキング・時価総額とも高い評価を得ているのは以下企業。
○松下電器産業 ○東芝 ○三菱電機
会社のコスト削減の為、必要な経費までも削る企業がいる一方、社員の働きやすさを念頭において必要資金を投入し、環境づくりをする企業もいます。短い時間で考えると、確かにコストはかかりますが、育児支援や休暇など、働きやすい環境を整備している会社ほど、市場において高い評価を受けているのが現状です。
社員の働きやすい環境を整備することで、モチベーションのアップや一人ひとりの能力向上に繋がりますし、必然的に総合的な企業力の向上にもなります。そして、そのような経営姿勢を示している企業は、長期的なスパンで物事を考えていると評価され、株式時価総額も連動して高くなる ということでしょうか。
どちらにせよ、単に利益を追い求める時代は終わり、利益向上のためにも、社員の働きやすさを重視する、という時代に差しかかったのは間違いないようです。
(注1)株式時価総額とは
その時点においての株価から見た銘柄の価値(総額)を表わします。時価ですので、日々の株価の変動で時価総額は動きます。同業他社と時価総額を比較することで、株価から見た会社の大きさを比較することもできます。
wiwiwブログ担当者
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