こんにちは。株式会社wiwiwの小林です。
社会経済生産性本部の「日本的人事制度の現状と課題」に関するアンケート調査によると
従業員5000人以上の企業を中心に「ワーク・ライフ・バランスへの取り組み」を
これからの人材マネジメントの優先課題に挙げる傾向が高くなっていることが報告されています。
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1位 優秀な人材の定着・確保のための施策 48.6%
2位 ポジティブアクションなど女性活躍への取り組み 42.9%
ワークライフバランスへの取り組み
3位 評価制度の納得性・透明性の向上 40.0%
次世代リーダーの早期選抜・育成
従業員のキャリア開発支援
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労働力人口の減少は数年前よりすでにはじまっていましたが
特に、今年の4月から本格的にはじまった団塊世代の大量退職により
数十万人単位での減少がはじまり、日本の経済社会全体に大きな衝撃を与えています。
また、新卒の採用市場でも採用計画を下回る企業が3割にも超え
企業における人材確保がますます難しくなっています。
先日、ある人材紹介会社の方とお話をさせていただいた時のこと。
「以前と同じだけの人数はご紹介できます。しかしながら、採用決定率が下がっています。
1人の求職者が同時に複数の会社の採用面接を受け内定を獲得する割合が以前よりも 増えており
最終的には、「働きがい」や「職場環境」で比較検討するケースが多いんですよ」と。
労働力人口が減少する中、生産性の向上とともに
人材が定着するための職場環境づくりへの対策がますます急務になっているようです。