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シンポジウム参加報告「父親の育児休業シンポジウム」


おはようございます!wiwiwの小林です。

 

10月30日(金)に、厚生労働省主催のシンポジウム
「父親の育児休業シンポジウム」~パパが休むと日本が変わる~に参加してまいりました。

 

今回の育児休業改正により、
国はワークライフバランス浸透のきっかけづくりとして
男性の育児休業取得促進に力を入れています。

 

参加して、印象に残ったところを、いくつか抜粋してご紹介します。

 

まず、前半の勝間和代さんの講演

 

●父親の育児休業=ボーリングの一番ピン

 

社会を変えるキッカケとなる一番効きの高い施策を考えるべき。
育児参加は、最初が肝心なので父親の育児休業を促進することは有効。
仕組化する必要あり。
男性社員の育児休業が当たり前になってくると、会社もワークライフバランスを
重視した経営スタイルを意識せざるを得なくなる。

 

 

●妻の出生意欲を決めるのは「夫婦関係満足度」と「夫への信頼度」

 

 

●夫婦関係はお金では買えない!

 

夫の月収10万円増加と同等の効果があるもの

 

=平日の夫婦の会話時間が1日平均16分増加
=夫の育児分担割合が3%増加
=休日に妻が夫とともに大切に過ごしていると思える生活時間が1日平均54分増

 

 

また、後半は東大の佐藤教授コーディネーターによるパネルディスカッション。

 

※wiwiwでは、佐藤教授監修によるワークライフバランス講座も提供しています。

 

男性が育児休業を取得するには、以下の5つの「カベ」があると定義し
4人のパネリストの各立場からの経験をもとに、ディスカッション。

 

1.認知のカベ
2.コストのカベ
3.家族のカベ
4.企業のカベ
5.意欲のカベ

 

これらの「カベ」を取り除くためには
男性の育児休業が当たり前となるような風潮づくりが社会・企業・家族レベルで
それぞれ必要で、休業取得希望の本人の意欲も重要だが、
企業、とりわけ人事部によるサポートがキーになるということが話題になっていました。

 

このシンポジウムは、東京をかわきりに全国6か所で開催されます。
東京地区も定員250名に対して満席で、大盛況。男性の参加も多かったです。
男性の育児休業は、関心の高いテーマのようです。

 

社会の意識を変えていくための、地道な活動。
ワークライフバランスを推進する事業を展開する弊社としても貢献してまいりたいと考えます。

 

 

我が家における、旦那さまの育児参加はおかげさまで日々前進。
私があまりにもできるキャパが少ないので、しびれを切らしてか
自発的に動いてくれることが増えてきました。
昨日も私がたけ坊と外出している間に、掃除機かけと床拭きをしてくれていました。
言わなくてもやってくれる姿勢に相手への感謝、信頼感が自然とわいてきます。

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