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日本のサラリーマンに育児休暇取得は可能か?!


こんにちは。

昨日に引き続きインターン中の目黒がお送りいたします。

 

今日も営業同行にお供させていただき、帰りには新しくなった某大手ハンバーガー店のアイスコーヒーを買ってきました。「コーヒーは喫茶店だろ」と心でつぶやきながら一口、あまりの完成度の高さに驚愕でした笑

 

さて、みなさん日本の男性の育児休暇取得率ってご存知ですか?

 

なんと「1.72%」。イクメン、イクメンと話題が多い中、実際はかなり低い数字です。

 

では、北欧、スウェーデンの男性の育児休暇取得率はいくつかご存知ですか?

なんと「85%」!!

 

もはや驚異としか言いようがありません。日本もこのくらいの取得率があれば少子化なんて、問題にすらならなくなるかもしれませんね。

 

ただ、もちろんスウェーデンも最初からこんな高い数字だったわけではありません。

 

スウェーデンは1974年に世界で初めて男女どちらの性も取得できる育児休業制度を導入。

 

当時はなかなか受け入れが少なかったのか、90年代初頭の男性育児休暇取得率はたったの「6%」。これでも日本の3倍以上ですが・・・

 

どうしてこんな急上昇が実現したのか、95年の制度変更が大きな転機となったのです。

 

もともと子ども一人につき一夫婦に与えられる13ヶ月の育休のうち1ヶ月を”父親用”とし、取得しない場合、その1ヶ月は返還される仕組みに改正されたのです。

 

つまり、男性に育休を強制するわけではないが、休暇を取らなければ損をする仕組みにしたのです。この効果はすばらしく、すぐに男性の育休取得率が「80%」にまで跳ね上がりました。

 

「この制度は人口900万人の福祉国家だからこそできた」との声もありますが、07年にこのスウェーデンモデルを適用させた人口8200万人のドイツでも男性の育児休暇が「3%」から「20%強」にまで上昇した実績があります。

 

つまり、日本でも男性の育休取得率の上昇は不可能な話ではないのです。

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