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年末年始に親子の関係を振り返ってみましょう


こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。

 

蛙の子は蛙かと思っていたら、鳶が鷹を産んでしまうこともあるでしょう。
反対に子どもに期待しても、瓜のつるになすびはならぬといいます。

 

他にも、子は親を映す鏡、
親が親なら子も子など、
親子に関することわざはたくさんあります。

 

私は、相田みつをの「育てたように子は育つ」という言葉にであったとき、
胸にグサッときました。

そして、介護相談を受ける中で
「育てられたように親を介護する」
という言葉が浮かんできました。

 

親に介護が必要になったとき、ほとんどの人は悩みます。

さまざまな事情で介護ができない、
あるいは心身疲労やきょうだいとのトラブルで介護がつらいと電話相談で訴えても、
親から大切にされた記憶や親を思う気持ちが根底にあると、
「よい介護」という点で方向性が見出せるような気がします。

 

一方、「親にかわいがってもらえなかった」
「親から虐待を受けていた」と話す人からの相談では、
「なぜ私が介護しなければならないの」という思いが強く、
介護は「自己犠牲」であり、ひたすら我慢を強いられる「苦行」になっています。

 

一生懸命介護しているのに、
「お前なんか産まなければよかった」
「役立たず、のろま、気が利かない」
と言われ続けている人に、
どんな言葉をかければよいでしょう。

 

「親を介護するのは当たり前」と言われて苦しんでいる人は、
自分自身の中にも「親だから介護しなければ」という呪縛があるからだと思います。

 

散々苦労させられ顔も見たくない親を引き取って介護することにした娘さんが、
「大好きな親に
『いつもすまないね』とか
『よくやってくれてありがとう』と
言われながらの介護だったらどんなにいいでしょう。
それなら喜んで介護します」と言いました。

 

親に育てられたように介護してよいなら、引き取ったりはしないかもしれません。

 

年末年始は親子で顔を合わせる機会も増えるでしょう。

 

そのときに、親御さんとの関係を振り返り、
大人同士として関係の修復をはかったり、
新たな関係づくりをしたり、
いろいろなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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つのちゃん

介護家族のご相談をたくさん受けてきて、いろいろ学ばせていただきました。それを皆さんにお返ししたいなと思っています。

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