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【介護アドバイザーコラム】季節の変わり目に親と話す効用


こんにちは。wiwiw介護アドバイザーの角田です。

 

先週あたりから、金木犀の香りが漂うようになりました。

精神科の医師から「精神疾患が悪化しやすい時期が年に2回ある。木の芽が芽吹く春先と金木犀の花が咲く秋口だ」と教えてもらったことを思い出しました。秋口は、台風がきて気圧が大きく変化したり急に気温が下がったりするので、自律神経が乱れてしまうのだそうです。

 

精神疾患に限らず、要介護高齢者はその影響を受けやすいでしょうし、
介護家族も夏の疲れが出るころだと思います。

 

先週、一人暮らしの父を訪ねたら、
「体調がよくないから、とよ子が来るまで起きていて、顔を見たら横になるつもりだった」と言うのです。
食欲が無いという父と一緒に昼ご飯を食べ、テレビを見て、こんなことがあったという話をお互いにしているうちに、父は元気が出てきたようで、「昼間寝ていると腰が痛くなるからな」と言いながら、結局夜まで横になりませんでした。

 

父は、癌の手術をしたことがあるので、体調が気になるとすぐに医師に診てもらうのですが、
少しのことで病院に行って他の人のウィルスに感染すると嫌だなあとも言います。
そのくらいの時は、家族や友人と会って話をするという“人薬(ひとぐすり)”が有効だと思っています。

 

もちろん、いつも行ってあげられないので、電話でも話します。
父が体験した話を、私が興味をもって聞いているということを伝えるために、
「えっそうなの。知らなかった」「すごいねえ」などと相槌を打ちます。
すると、父は機嫌よくいろんなことを話してくれます。
電話を切ったころには、気分がよくなっているといいなと願って話を聞き続けます。

 

金木犀が香る今、皆さんも親御さんと話をしてみませんか。
お互いの自律神経が整って、体調がよくなるかもしれませんよ。

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つのちゃん

介護家族のご相談をたくさん受けてきて、いろいろ学ばせていただきました。それを皆さんにお返ししたいなと思っています。

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