BLOG

経営パフォーマンスに資するワーク・ライフ・バランス、 ダイバーシティ、女性活躍に関する情報を提供します。

【セミナーレポート】2022年10月17日開催wiwiwL!VE「子どもとパートナーのためのコーチング ~家庭で活かせるコーチングって??~」


wiwiw(ウィウィ)が提供する「キャリアと育児の両立支援プログラム」(以下、プログラム)では、ご利用企業の育児休業者様を対象に、両立に役立つオンライン配信セミナー「wiwiwL!VE」を提供しています。

 

10月のwiwiwL!VEでは、毎年多くの育休者様に参加いただき好評のコーチングセミナーを開催しました。

 

今回も、100名を超える方にお申し込みをいただき、アンケートに回答された98%の方々に「非常に役に立った」「役に立った」と、回答いただき大変ご好評をいただきました。ありがとうございました。
 

セミナー満足度


 

   ■参加された育児休業者様の声(一部抜粋)

        • 子どもや夫との対話例が豊富で、自分の生活にも活かせるシチュエーションがあった。
        • 具体例など交えてわかりやすく話していただいたので、定着につながった。
        • 周囲と円滑なコミュニケーションをとるうえで重要な点について改めて確認することができた。
        • 子どもへの自分の声のかけ方が、想像していたよりもコーチングを踏まえていたことに気が付くことができ、自信につながった。
        • 質疑応答の時間が長めに確保されていて、実際に他の受講者が悩んでいることに共感でき、私も試してみようと思った。
        • 自分の私生活を振り返り、できている点、できていなかった点、やっていても定着できていない点など、課題が見つかった。

 

それでは、セミナーの様子をレポートします。

 

 

■セミナー概要

 

<講師>

平松 容見子氏(株式会社wiwiw講師/NPO法人ハートフルコミュニケーション副理事長)

 

<セミナー内容>

コーチングってなに?/コーチング的関わり方のポイント/日常の様々なシーンでの対話例/質疑応答

 

「コーチング」で重要な点は、本人が自分でやってみようと思い、行動を起こさせるように関わることです。相手のできていないところを指摘したり、怒って注意したりするのではなく、できているところを見る目を持つ(承認する)ことが大切です。

コーチングマインドで対話をすることで、子どもやパートナーの「自分で考える能力」を育むこともできます。

セミナーの内容についてもっと知りたい方は、前回のセミナーレポートをご覧ください。

 

 

■質疑応答

 

では、このコーチングのスキルを、実生活でどう活かしていけばよいのでしょうか。

参加者の皆様の実生活での体験や、困った場面を基に解説をいただきましたのでご覧ください。

たくさんのご質問ありがとうございました。

 

◆子どもの年齢に即したコーチングをするには?

 

Q.中学生(特に思春期などの難しい時期)を相手にする際のポイントはありますか?

 

A.とにかく受け止めること。そして、子どもの「100%応援団」でいることが大切です。小学4年生ごろから、子どもは体が一気に成長し、心が不安定になりがちです。家族は、子どもがその葛藤に安心して向き合えるようにするように心がけましょう。

 

Q.息子が反抗期で毎日喧嘩しているのですが、どう接したら良いでしょうか。

 

A.伝え方の工夫をしましょう。コミュニケーションは言葉がすべてではありません。親は、子どもが心配になり、つい過度な干渉や「大丈夫なの?」と否定的な言葉をかけてしまいがちですが、「安心できる場所だよ」という姿勢を見せ続けるだけでも、大変有意義です。

 

◆パートナーが動かない場合は?
 

Q.何度も「こうしてほしい」と伝えても、いつまでもやってくれない場合はどうしたら良いのでしょうか。

 

A.よ~く観察することが大切。動きそうなタイミングはいつでしょう?少しでも協力してくれる場面はいつでしょうか?小さなことでもできること見つけて褒め、繰り返し伝えることが大切です!

また、今すぐやってほしい…という時には、やって欲しいことを具体的に率直に伝えればいいと思います。指示命令口調ではなく、私( I )メッセージで。そして、なぜ今やって欲しいのか?その理由(事実)もきちんと伝えましょう。

「今、こういう状態だから、○○して欲しい!」「今、○○で手が離せないので、○○してくれると助かる!」といった感じでしょうか?

もちろん、やってくれた時には必ず「ありがとう」「助かった」と私メッセージを伝えることも忘れずに。

 

◆時間に追われている場合は?

 

Q.寝る前の歯磨きや登園準備の際、時間に制約があるため、じっくり接することができません。どうすればいいですか?

 

A.急いでいるときは手伝ってあげましょう。「あの時はこうだったね」と、後からからコーチングができます。また、「じゃあ右腕をジャケットに通してみようか。お母さんは左腕を通すね」と作業を細分化してハードルを下げるのも有効的です。

 

Q.子どもが車道に飛び出すなどの危険行為をした時は、どうすればいいですか?

 

A.すぐに叱ってください! そしてあとから振り返りましょう。

「あの時は車道に出てしまって危ないと思ったんだよ。今のお母さんの話聞いてどう思った?」と子供に喋らせることも大事です。

 

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆

 

いかがだったでしょうか。質疑応答でのお話は、思わず「あ~、あるある!」と言ってしまいそうになるような、子育て中によくあるシチュエーションばかりが飛び出していました。

伝え方一つを工夫することで、子どもも、パートナーも、そして自分自身も、気持ちの良いコミュニケーションを取れるということが、よく伝わったのではないでしょうか。

 

最後に、「自分自身のコーチング」についてお伝えさせていただきます。

自分自身のコーチング

 

子育て中は、慣れないことも多く、とても大変だと思います。

ぜひ自分自身を労わって、ホッと一息つける時間を作ってみてください!

 

■次回セミナーのご案内

【キャリアと育児の両立支援プログラム ユーザの皆様へ】
12月22日(木)10時半より、「論理的に伝えるスキルを身につけよう!」を開催いたします。ぜひマイページ内にあるwiwiwL!VEのアイコンをクリックしてお申込みください。

 

【企業担当者様へ】

wiwiwは今後も、女性活躍推進、働き方改革に取り組む皆さまのお役に立てるよう、各種サービスを開発・提供してまいります。本プログラムにご興味をお持ちになったご担当者様は、どうぞお気軽に弊社窓口までお問合せください。

CONTACT

もっと詳しい内容を知りたい方、お気軽にご連絡ください

フォームでのお問い合わせの場合はこちら
資料請求・ご相談はこちら
電話でのお問い合わせの場合はこちら
03-5338-6551営業時間/平日 10:00~17:00 ※土日・祝日は除く