介護アドバイザーの角田です。
前回のブログは骨折した左手首にギブスをはめたまま右手でPC入力しました。
2月20日に無事にギブスを外してもらいましたが、まだ左手は不自由で、主に右手で打っています。
骨はくっついたが動かないという状態ですね。固定していた間に筋肉は衰え、骨や関節や筋は拘縮し、
痛みもあります。
これからもリハビリを続けないといけません。
リハビリが辛いという話を聞いておりましたが、本当にそうなのだと実感しました。
さて、左手が不自由になって、服を着るのに苦労しました。人の手助けなしで着脱はできるのですが、
いつもより何倍も時間がかかります。
そのときに大いに役立ったのが、介護教室で習った「着患脱健」です。
これは、着るときには患部のある腕から袖を通す。脱ぐときには健康な腕から脱ぐ。という
介助の“いろは”です。
皆さんもどちらかの腕が動かないと想定して、着患脱健で服を着たり脱いだりしてみてください。
その反対の「着健脱患」も試してみると、やり難いことがわかると思います。
痛みが伴えばもっと切実に実感します。
これは、身体が不自由になった人のお世話をするときの介助方法として広まり、「着患脱健」とワーカー
さんたちが唱えながら介助しています。
親御さんを介護されている方やこれから介護する可能性のある方にお伝えしたいのは、「介護方法を学び
ましょう」ということです。
これまでに介護の専門職によって蓄積された効果的な介護方法を学んでおけば、自分で試行錯誤をするよりも早く楽に介護できます。
介護を受ける高齢者の苦痛も少なくすることができると思います。
本屋さんの介護コーナーにはたくさんのハウツウ本が並んでいますし、NHKのeテレでスポット番組が
あります。ユーチューブにもたくさんの動画がアップされています。
時間のあるときに読んだり見たりしてみると、目からウロコの情報に出会えると思います。
介護wiwiwコンシェルジェには、生きるために必須である「食事と排泄の介助」について解説した動画が
あります。
このサービスを契約している企業の皆さん、ぜひログインして視聴してみてくださいね。
つのちゃん
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