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なぜ島は子だくさん?!


こんにちは。wiwiwの小林です。

 

2007年上半期の出生数が前年同期比よりも減少。
2006年に6年ぶりに増加した出生数がたった1年で減少に転じてしまったようです。
厚生労働省の発表によると減少の原因は不明とのこと・・・

 

今日は、この残念なニュースの中、日本の出生率ランキングを取り上げたいと思います。(厚生労働省人口動態統計)

 

●女性が生涯に産む子どもの数 (1998年~2002年の平均)

 

1位 沖縄県  多良間村      3.14人
2位 鹿児島県 天城町       2.81人
3位 東京都  神津島村      2.51人
4位 鹿児島県 伊仙町       2.47人
5位 沖縄県  下地町(宮古島市) 2.45人

 

多良間を筆頭に、全国市町村の上位19位までを島が占めています。
全国の出生率が平均1.3前後を推移する中、かなり高い数字ですよね。

 

「なぜ、島は子だくさんなのか?」

 

自治体では特に変わった施策はしていません。

 

聞き取り調査の結果、

 

「夫や近所の人が子育てに協力する」
「野菜を近隣からゆずり受けるなどの生活費が安い」
「子どもを大事にする価値観が共有されている」

 

といった要因が大きいことがわかってきたそうです。

 

都会では希薄になりつつある人と人との絆が島にはまだ色濃く残っており
社会全体で子育てを支援する体制が自然に営まれている姿がうかがえます。

 

少子化対策を考えるヒントが島には隠されているのかもしれません。

 

私の母はワーキングマザーでした。
男女雇用機会均等法が施行される前ですので、子どもを生み育てながら働きつづけることは相当大変な時代だったそうです。
私を身ごもっている時には、近所の方のご好意で通勤のために職場まで車で送ってもらったこともあったとか。いざという時に、親族以外にも協力をお願いできる人間関係が近所にあるというのは心強いことだろうなぁと思います。

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