2/20(木)に名古屋会場、2/21(金)に大阪会場で実施予定の「職場復帰セミナー」でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、みなさまに安心してご参加いただくため、ウェブセミナーにて開催いたしました。
ウェブセミナーでは、チャットを利用して質問をいただき、その場で講師から回答いただいたり、会場で参加しているような雰囲気を少なからず感じられたのがよかったと思います。
それでは、セミナーの様子をレポートします。
2/13(木)に東京会場で実施した、それぞれ育休を取得し両立をしている夫婦の座談会の内容を、リアルタイムでイラスト化した「グラフィックレコード(略:グラレコ)」で振り返りました。
家事分担(詳細はhttps://www.wiwiw.com/blog/2778参照)以外にも、スケジュールを見える化すること、会社や家庭でキャリアビジョンをお互いに発信することなど、両立のポイントを教えていただきました。
また、夫婦だけの時間を作ることを大切にしているところ、お互い週1回は好きなことをする時間を設けて家事育児にメリハリをつけているところは、講師からも共感を得ていました。
また、夫婦でもお互い言わないとわからないことは、話し合った方が不満は少なくなる、と講師からもお話があり、会社や家庭で様々なことを発信することは大切だと感じました。
男性育休取得率が伸び悩む中、夫の育休取得で家事のスキルアップができたのはよかったとのことで、男性にも育休を取得してもらいたいと思いました。
最後に、それぞれのご夫婦に合ったスタイルをぜひ模索してくださいとのことでした。
ここで、東京会場でのセミナーではおすすめの本や時短への関心が多く寄せられたため、講師おすすめの本の紹介がありました。
「結果を出して定時に帰る時短仕事術(永田豊志)」
人とのつきあい方や、フレームワーク紹介、タイピングスピードで年間556時間の差がつくなど、各テーマが文章1ページ・図解1ページで構成され、わかりやすく大変参考になるとのことで、私も一度読んでみたいと思います。
また、講師自身の経験から、ファシリテーターをして会議運営をするのも、自身に時間の制約があるため、メリハリをつけられるのでおすすめとのことでした。
他に、育児の本などもありますが、夫婦で読むことがポイントとのことでした。
質疑応答では、講師自身も育児中はバタバタと過ごしてしまったそうですが、子供は楽しいことの方が記憶に残るので、忙しくても楽しく過ごすことが重要とのお話がありました。
その後、講師より両立に必要なスキル・ノウハウ・マインドについての講義が行われました。
講師自身の経験から、子供と接した時間の長さではなく質が重要だというお話しがありました。短い時間でも、じっくり話を聞いてあげることで子どもとの信頼関係が築けるとのことでした。限られた時間の中、子供との時間を大切にしたいと思いました。
両立については、家事への参画の仕方がわからないという男性が意外に多いそうで、両立に必要なパートナーシップの現状の確認も行いました。
また、復帰後、両立支援制度を利用する場合、周りの方への感謝は忘れないようにした方がよい、そして必ずやってほしいことは、上司から直接、休業中の組織変更や業務内容の変化を聞くようにとのことでした。
参加者の方から、育休中の職場とのコミュニケーションの取り方や、夫に育休取得してもらうにはどうすればよいか、夫の残業が多く家事育児をしてもらえない場合どうすればよいか、育児でイライラしたときはどうすればよいかなど、本当に多くのご質問をいただきました。
参加者の方々から多くご質問をいただけたことにより、両立や復帰に対する準備に必要なことをより多く学ぶことができ、内容の濃い充実したセミナーとなりました。
セミナーにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
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