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3回目のワクチン接種への期待


介護アドバイザーの角田です。

 

新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
年末年始に久し振りに親に会えたと喜んだ方もいらっしゃったでしょう。
それがあっという間にこんな状況になるなんてと暗澹たる思いがします。

 

厚生労働省は1月26日に、全国の高齢者施設で発生した新型コロナウィルスのクラスター(感染者集団)の件数を公表しました。

 

24日0時までの直近1週間に112件。これはワクチン接種が進んでいなかった昨年3月以来の数字だそうで、オミクロン株の感染力を示しています。

 

介護施設の職員をはじめ、介護サービスを提供する人たちはできうる限りの感染予防策を講じていると思いますが、それでも感染者、濃厚接触者に判定される方が続出する可能性があります。

 

そうなるとこれまで受けていた介護サービスが受けられない高齢者が出てしまいます。
施設でも家族の面会は禁止せざるを得ません。

 

この状況を変えるために3回目のワクチン接種が全国で始まりました。

 

国立感染症研究所はワクチンの効果について、
1回目・・・ウィルスを「敵」と認識させる
2回目・・・「敵」の記憶を定着させる
3回目・・・「敵」の記憶を長続きさせる
として、3回目の接種に期待されるのは、抗体の量だけではなく、「免疫の記憶」を確立させることも重要なポイントだとしています。
3回目の接種により、ウィルスの形が異なっていたとしても重症化や感染を防ぐ効果が一定程度期待できるそうです。(さんぎょうい株式会社提供資料より)

 

オミクロン株は重症化しないからワクチンを受けなくても大丈夫ではないかと考える人たちもいるでしょう。
自分一人のためならそういう選択もありだと思いますが、介護が必要な高齢者、基礎疾患がある人、保育園や学校が閉鎖されると困る人などのことに思いを馳せていただけるといいなと思います。

 

スペイン風邪は船で運ばれたから感染拡大には数か月かかったけれど今は航空機で一日だそうです。
世界全体で感染者が少なくならなければ収束は見えてこないでしょう。

 

北京オリンピックで活躍が期待されている選手が感染しませんようにと願いながら、自分とその周りの人々の感染を防ぎ、感染したらそれを広げないことを心したいものですね。

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つのちゃん

介護家族のご相談をたくさん受けてきて、いろいろ学ばせていただきました。それを皆さんにお返ししたいなと思っています。

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