BLOG

経営パフォーマンスに資するワーク・ライフ・バランス、 ダイバーシティ、女性活躍に関する情報を提供します。

熱中症で命を落とさないために


wiwiw介護アドバイザーの角田です。

 

今日も暑くてうんざりです。

気象庁は「命に関わる危険な暑さで災害と認識している」と発表しました。

 

7月23日には41.1℃という観測史上最高気温が埼玉県熊谷市で記録されました。

熱い風呂水につかって生きている感じでしょうか。

 

7月16日から22日に熱中症で救急搬送された人は全国で2万2647人、このうち65人が死亡したそうです。

また、搬送された人の46.5%が65歳以上の高齢者でした。

 

高齢者は一人暮らしや老夫婦世帯が過半数を超えており、子どもと同居していても、子どもが仕事に出た日中は独居になる人が少なくありません。この場合、高齢者自身が熱中症対策をしなければなりませんね。

 

高齢者に多い特徴

・暑さに対する感覚が鈍くなる→暑くても平気→冷房を使わない

・汗をかきにくい→体温調節ができない

・喉の渇きを自覚しない→水分をとらない

・体内の水分量が少ない(筋肉に水分は保たれるそうです)→少しの発汗で水分不足になる

・クーラーは身体に悪いと思っている→高温でも冷房をつけない

・手足のしびれ・めまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返りがおきてもいつものことと思う→我慢してしまう

 

すべて熱中症につながってしまいます。

 

そこで、子どもが高齢の親のためにできることを考えてみました。

①温度・湿度計を買ってよく見える場所に置き、28℃を超えたら冷房をつけようと約束する

(31℃以上は危険)

②設置した温度になると自動で冷暖房を開始する機能が付いたエアコンを購入する

③遠隔操作できるエアコンを親の家に取り付けて、子どもがスマホ等でエアコンのオンオフをしたり、

室温を確認したり、エアコンの運転状況を確認する

④経口補水液やスポーツドリンクをまとめ買いして、毎日飲んでもらう

(糖尿病対策として、塩分補給をしながら水を飲むのが一番いいという説があります)

⑤頭がガンガンしたり、吐いたり、身体がだるくなって意識がおかしいと思ったら、すぐに助けを求め、

救急車を呼ぶように伝える

 

認知症を抱えていると、さらに予防が難しくなりますので、周りの人が気にかけてあげたいですね。

 

まだまだ暑さは続くでしょうが、親子ともども元気に夏を乗り切りましょう。

 

The following two tabs change content below.

つのちゃん

介護家族のご相談をたくさん受けてきて、いろいろ学ばせていただきました。それを皆さんにお返ししたいなと思っています。

CONTACT

もっと詳しい内容を知りたい方、お気軽にご連絡ください

フォームでのお問い合わせの場合はこちら
資料請求・ご相談はこちら
電話でのお問い合わせの場合はこちら
03-5338-6551営業時間/平日 10:00~17:00 ※土日・祝日は除く