wiwiw介護アドバイザーの角田です。
年末年始の休暇に、海外旅行を予約したという話を聞きました。
うらやましいなぁ
何年も前から、年末年始は海外どころか国内旅行にも行っていません。
それは、90歳を超えた父と義父に会うために、お正月にはそれぞれに家に行くからです。
一緒に過ごす最後のお正月になるかもしれないと思うと、他の予定を入れる気がしないのです。
父は、子ども夫婦と孫が全員そろった写真を撮るのを楽しみにしていて、妹や弟も同じ気持ちだと思います。
母の具合が悪いときはなおさらでした。
私の場合は、年末年始以外のときに、夫婦で、親子で、あるいは一人で旅行に行くこともあるので、実はそれほど不満に思っているわけではありません。
友人は、「夫は『定年退職したら海外旅行に連れて行くよ』が口癖で、家族旅行をしたことがなかったの。それなのに、夫が定年になったら親の介護が始まって、海外旅行どころではなくなってしまったのよ・・・」と嘆いています。
このような夫婦は多いかもしれませんね。
つまり、介護はいつ始まるかわかりません。また、要介護状態になるといつ最期を迎えるかわかりません。
介護を担う可能性のある人は、やりたいことを後延ばしにしないで、できるときにしておきましょう。
思う存分仕事をする、行けるときに旅行に行く、趣味や習い事にチャレンジする、友だちと思い切り遊ぶなど、日々の暮らしを充実させておくと、いざというときが来たときに、「今は仕事と介護を頑張るときだ」と自然に思えるようです。
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つのちゃん
介護家族のご相談をたくさん受けてきて、いろいろ学ばせていただきました。それを皆さんにお返ししたいなと思っています。
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