こんにちは。wiwiwのかせ川です。
本日は前回の株式会社資生堂に続き、住友スリーエム株式会社のワークライフバランスの取り組みについて。同社坂下由紀子さんの講演内容をご紹介します。
同社は女性社員のうちワーキングマザーが34%を占め、仕事と育児の両立が進んでいます。
育児休業をとりやすく、かつ職場に復帰しやすくする社内サポートがすぐれていることがこの背景にあります。
2004年から社内プロジェクトを発足。①働き続けられる仕組み②風土・環境の変化に対応③男性が取得しやすいか という切り口でヒアリングやディスカッションを繰り返し行動計画にまとめ、それに基づいたアクションをとっておられます。
男性社員が育児休業を取得しやすい環境を整備するために、休職期間中に配偶者の収入がない場合には育児休業を取得する場合、3ヶ月を限度に育児手当金を支給する制度を設立(条件に該当すれば女性ももちろん申請可能)。
結果、男性社員で育児休業をとる方も出てきました。女性社員の育児休業取得率も100%に上っています。
他にも、急な残業や出張時、病気の際のベビーシッターサービス、時間休暇など、さまざまな制度を充実させておられます。
wiwiwもご利用いただいているのですが、
定期的に上司とのメール交換が出来てよかった。
スキルアップ講座、特にTOEIC講座は役に立った。
などの感想をユーザーから頂いているそうで、大変うれしく思っております。
これからもさらに顧客企業と社員のみなさまに喜んでいただけるよう、サービスの拡充につとめたいと思っております(例として、今オンライン講座のコース数を大幅に増やす準備をしております)。
住友スリーエム株式会社は厚生労働省による「子育て認定企業」くるみんマークも取得されています。また、人材育成の一環として社内メンタリングというユニークな仕組みもお持ちです。