標準学習時間:90-120分(ワーク実施時間を含む)
講座概要
※本講座に関する特設ページを開設しました。本講座について有識者・人事担当者様から寄せられた好評の声や、講義動画の一部をご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
《特設ページ》https://lp.wiwiw.com/lp20220510
ESG投資の考えが広まり、いまや機関投資家の半数以上が、投資判断に企業の女性活躍情報を活用しています(*東京都調査)。一方、多くの企業が女性の活躍推進に取り組んでいるものの、女性管理職比率はいまだ低迷しており、課題となっています。こうした状況を一因として、近年、女性活躍推進の取り組みに関する企業の本気度が高まっています。
しかし女性活躍推進のキーパーソンである管理職は、「女性部下のマネジメント方法がわからない」、「気を遣ってしまって、指導ができない」、「やる気のある女性部下がいない」といった壁にぶつかっています。
本講座では、管理職が抱えるよくある悩みを取り上げながら、女性部下を適切にマネジメントし、その力を引き出すための、具体的・実践的なノウハウを提供します。女性部下の成長とキャリア形成を支援し、将来の女性管理職候補を育成するためのポイントを学びましょう。
<特長>
ダイバーシティおよび女性活躍を推進する背景と重要性、そして長時間労働やアンコンシャス・バイアスといった職場に存在する女性活躍のハードルを知るとともに、女性部下との相互理解を深め信頼関係を築くための接し方や指導方法、育児などのライフイベントをふまえたキャリア形成を支援するポイント、仕事のアサインや評価などにおけるポイント、働き方改革により職場のワーク・ライフ・バランス改善に取り組む際のポイントなどを幅広く解説します。
○管理職の悩みに対応した講義により、具体的で実践的なノウハウとスキルを提供する。
○具体的なケースを想定したワークを通して、日頃のマネジメントに活用できる実践力を培う。
○女性部下をマネジメントする管理職が知るべきポイントを広く網羅しており、管理職向けの集合型研修の代替としても活用できる。
○「相互理解と信頼関係構築のポイント」、「指導とハラスメントの違い」、「目標設定~アサイン~評価のポイント」、「時間制約社員のマネジメント」など、女性部下以外にも応用可能なポイントを多く含んでおり、管理職の意識変革としても活用できる。
○講義動画は1テーマ約2~8分で、多忙な管理職もコンパクトに学ぶことができる。
○講義動画は字幕つきで、音声なしでも学ぶことができる。
学習目標
(1) 企業がダイバーシティや女性活躍の推進を進めている背景と重要性を理解する
(2) 女性の活躍が進んでこなかった背景を理解した上で、女性部下を適切にマネジメントできるようになる
(3) 自身や周囲に存在するアンコンシャス・バイアスとその影響を理解し、対処できるようになる
(4) 女性部下との相互理解を深め、信頼関係を築くための接し方、相談への対応、指導のポイントを理解する
(5) 指導とハラスメントの違いを理解し、女性部下を避けずに適切に指導できるようになる
(6) 育休取得前後の部下、組織に貢献する姿勢を失くしてしまった部下、業務のフォローをしている部下など、部下の状況に応じたマネジメントができるようになる
(7) 女性部下の中長期的なキャリア形成と成長を支援するためのマネジメントのポイントを理解し、男性部下と同様に、管理職昇進を視野に育成できるようになる
(8) 女性部下のおかれた状況や不安を理解し、アサインや昇進を断られてしまったような場合にも適切に支援できるようになる
(9) 働き方に制約のあるメンバーが今後増えていくことをふまえ、職場のワーク・ライフ・バランスの改善に取り組むとともに、メンバーの仕事以外の充実も支援できるようになる
目次
- はじめに
- セルフチェック1. 現在の状態
- ■第1章 女性活躍推進の背景と、求められるマネジメント■
- ・ダイバーシティ・マネジメントと女性活躍の推進
- ・女性活躍推進のハードルと、求められるマネジメント
- ・アンコンシャス・バイアスを知り、部下の育成を考える
- ・確認テスト1
- ■第2章 女性部下を理解し、信頼関係を築く■
- ・相互理解を深め、信頼関係を築く
- ・相談された時の対応
- ・指導のポイント
- ・育児と両立する部下や周囲との接し方
- ・ワーク1. フォローしているメンバーへの対応
- ■第3章 女性部下の成長と活躍を支援する■
- ・ライフイベントをふまえたキャリア支援
- ・ワーク2. 産休前の部下の不安
- ・セルフチェック2. マネジメントの基本
- ・女性部下の力を引き出すマネジメント
- ・女性管理職の育成に向けて
- ・ワーク3. 管理職への昇進を断る部下
- ■第4章 誰もが活躍できる職場の実現に向けて■
- ・ワーク・ライフ・バランスとチームの多様性
- おわりに
- ワーク4. アクション宣言
- 確認テスト2
執筆・監修
本講座は、「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>ダイバーシティ・マネジメント(女性活躍編)」をもとに、株式会社wiwiwが最新の状況に沿って加筆・再構成したものです。
講座制作者
株式会社wiwiw
備考
関連コース:
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>実践!ダイバーシティ講座(基礎編)」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>実践!ダイバーシティ・マネジメント(管理職編)」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>職場におけるアンコンシャス・バイアス」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>職場におけるアンコンシャス・バイアス(行動宣言版)」」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>職場で取り組む!心理的安全性」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>職場で取り組む!心理的安全性(行動宣言版)」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>生産性を高めるテレワーク」
「<ダイバーシティ&働き方改革シリーズ>テレワークで成果を出すマネジメントスキル」
受講者の声
・これまでのe-learningに比べ具体性に富み、一歩踏み込んだ内容で分かり易かった。
・ダイバーシティの推進についての自分の理解・知識が非常に浅く、狭いことに初めて気が付いた。さらに学びたいと思った。
・過去の習慣からのバイアスが掛かった偏見的に見方をしている自分もいる事に気が付き、今後改善して行くことのきっかけとなったため、良い講座であった。
・今後、女性、多人種の活用が増えることで、より企業が発展していくと思う。
・自身もアンコンシャスバイアスの影響で適正な評価ができていなかった点に気づきが多く、今後留意していきたい。
・自分自身が育った環境とは大きく異なることを再確認できた。バイアスから脱却し多様性の理解に努める
・女性部下のマネジメントの方向性が理解できた。
・本講座を受講し、普段行っている仕事のアサインや部下との面談にアンコンシャス・バイアスがある事に気づけたので受講して良かった。
・本講座を受講して女性だけでなく性別等に関係なく部下一人一人の成長に貢献できればと思います。