「wiwiwキャリアと育児の両立支援プログラム」内のサービスであるwiwiwL!VE（オンラインセミナー）にて、国会で参考人・公述人として意見陳述を行うなど、待機児童問題をはじめとした子育て政策に関する提言を行う政策起業家としても活動されている、みらい子育て全国ネットワーク代表/合同会社Respect each other 代表の天野 妙（あまの たえ）氏を迎えて、男性育休にまつわる疑問や思い込み、育休を切り口にしたパートナーシップの考え方などについてお話いただきました。
wiwiwL!VEは通常、プログラム会員様を対象としていますが、男性育休にまつわる法改正を目前に控え、より多くの皆様に幅広い側面から男性育休取得のメリットをお伝えし、取得を促進したいという思いから、非会員の企業・団体の人事、従業員の方にも多くご参加いただきました。
■プログラム会員・そのほか企業従業員の皆様の声 （一部抜粋）
-
- 過去のデータから、家族の将来を考えても男性が育休を取得することは必要だと改めて認識できた。また家事・育児も仕事と同様に見える化することで、円滑に進めることができると感じた。
- 夫も育休取得中（ペア休）なので、一緒に拝見した。取得開始から二カ月が経過し、少し孤立感が出てきたところだったので、改めてメリットの復習ができ、「やっぱりとってよかったね！」という自信につながった。
- 育休と仕事だけでなく、夫婦のよりよい関係のつくり方についても知ることができた。
- 夫婦のお互いの家事・育児の対価を計算してみるところが興味深かった。
■企業人事ご担当者様の声 （一部抜粋）
-
- 男性も育休をとることが当たり前の世の中になるよう、企業としても後押しできるようにしていきたいと思った。
- 企業が果たすべき義務や役割と現実的な解決策を教えていただき、有意義な講義（質疑応答）だった。
- 男性が育休を取得することに不安を覚えている当事者や、部下の取得に対して理解のない上司への対応など、参考になった。
- 日本の情勢確認や男性育休取得推進における考え方のヒントが得られた。
それでは、当日のレポートです。
■男性の育休にまつわる疑問や思い込み
女性の就業率や生涯賃金、そして男性育休取得率・育休取得希望者の推移、家事育児参画状況など、様々なクイズを参加者の皆様に投げかけながら、男性育休にまつわる疑問や思い込みを４つの視点、①会社や同僚への負担 ②お金のこと ③夫婦にとっての取得メリット ④個人にとって取得メリットで解きほぐしていただきました。
「取得してどうする？」「男性なのに」「出世にひびく？」「会社・職場に負担をかけて申し訳ない」「金銭面が不安」など、取得者はもちろんパートナーの方も、男性（夫）が育休取得を検討する段階で、さまざまな不安あるかと思います。
しかし、メリットに目を向けてみることで、前向きに検討できるようになったのではないでしょうか。
■育休×パートナーシップについて考える
パートナーとどのように家事育児の協力関係をつくり「ありたい家族像」につなげるか、という大きなテーマについて、
-
- 効果的な話し方・表現のコツ
- 家事・育児の全体量と配分の見える化
- 周囲への頼り方
を中心にお話いただきました。
天野氏の実体験と各種データ、そしてユーモアをも交えた説得力のあるお話で、みなさまお昼休みのひと時を、とても有意義に過ごしていただけたのではないでしょうか。
今回のセミナーが、ご家庭での男性の育児参画について話し合うきっかけ、そして企業での男性育休取得推進のヒントとなりましたら幸いです。
男性育休にまつわる法改正のポイントをwiwiwのコンサルタントがわかりやすくまとめていますので、気になる方はブログ「男性育休法改正案」から視る男性の育児休業取得促進のポイント (wiwiw.com)もご覧ください。
wiwiwには、ぜひパートナーと一緒に受講・視聴いただきたい講座があります。空いた時間で少しずつ学べますので、ぜひご活用ください！
-
- パパにおくる育児マネジメント講座
- ドラマで学ぶ！仕事と育児の両立講座
- 職場で取り組む！男性の育児休業（全3シリーズ）
【次回wiwiwL!VEのご案内】
11月25日（水）に、「子供とパートナーのためのコーチング」をテーマにしたセミナーを予定しています。詳細が決まり次第、LINE、メルマガ、マイページトップのお知らせにてご案内いたします。
【企業担当者様へ】
wiwiwは今後も、女性活躍推進、働き方改革に取り組む皆さまのお役に立てるよう、各種サービスを開発・提供してまいります。本プログラムにご興味をもたれたご担当者様は、どうぞお気軽に弊社窓口までお問合せください。
いりえ さおり
