標準学習時間:約60分
講座概要
働く一人ひとりの多様性を活かし、イノベーションを促進するために、多くの企業・団体がダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでいます。一方で、現場では、異なる価値観をもつメンバーの間に摩擦や衝突が起きるなど、コミュニケーション上の課題が浮上しています。
本講座では、そうした課題への具体策として、「ダイバーシティ」「多様性」がキーワードとなった現代の重要スキル「アンガーマネジメント」について学びます。
アンガーマネジメントが必要とされる背景、“怒り”の理解、そして“怒り”をマネジメントするのためのプロセスである「認知変容」、「傾聴」、「アサーティブコミュニケーション」について、具体的な方法を見ていきましょう。
アンガーマネジメントを学ぶことで、怒りの感情や、その感情を引き起こす考え方(認知)と行動の傾向を理解することができ、立場や価値観の異なる相手との相互理解と、適切なコミュニケーションの実現につながります。また、怒りをぶつけることで人を動かすのではなく、対話により人を動かすことで生産性が高まる効果もあるとされており、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「組織におけるチーム力の向上」、「パワーハラスメントの予防」、「企業の生産性向上」を実現する具体策として注目されています。
従業員のもつ多様性を力に変え、イノベーションを起こしていくために、本講座をぜひご活用ください。
<特長>
〇アンガーマネジメントについて網羅的に学べる
〇セルフワークで、実践的に学べる(ワーク用の資料あり)
〇自分の考え方のくせをレーダーチャートで確認できる
〇一般社団法人アンガーマネジメントジャパン代表理事による講義でわかりやすい
学習目標
・アンガーマネジメントが必要とされる背景について知る
・怒りの感情を理解する
・ストレスマネジメントについて理解する
・認知変容について理解する
・傾聴について知る
・アサーティブコミュニケーションについて知る
目次
- はじめに.アンガーマネジメントが必要とされる背景、アンガーマネジメントとは
- レッスン1.怒りの感情の理解 [ワークあり]
- レッスン2.ストレスマネジメント ~ イラッとした時の心身の落ち着かせ方 ~ [ワークあり]
- 自分の考え方のくせ ~ セルフチェック
- レッスン3.認知変容 ~ 自分の考え方のくせを知り、緩める ~ [ワークあり]
- レッスン4.傾聴 ~ 良好なコミュニケーションの土台 ~
- レッスン5.アサーティブコミュニケーション ~ 信頼関係を築く自他尊重のコミュニケーション ~
- おわりに.講座のまとめ
執筆・監修
執筆:
一般社団法人アンガーマネジメントジャパン代表理事 佐藤 恵子(臨床心理士)
株式会社wiwiw
講座制作者
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